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2022.01.02 ピープル 進路の神々〜神と職業を知りたい

進路の神々〜あの神が語る、じぶん史とお仕事 No.2 宮城正裕

アソマナボも所在する世田谷区。その区役所経済産業部で、産業連携交流推進課と商業課のふたつの部署で勤務中の宮城さん。SETACOLORやSETAGAYA PORT、せたがやPayなど世田谷区の新しい取り組みを中心に、中小企業や商店街、社会課題を解決したい人への支援や、高齢者の就労支援、さらには農地の活用方法など、様々な分野で区民に寄り添う活動をされています。

理系出身者としてはちょっと珍しい、公務員として働く道を選ぶことになったいきさつを自身の学生時代を振り返りながら語っていただきました。(イベントプレゼン日:2021年11月28日)

本気で努力した高校受験!結果は…?

「埼玉県の公立中学校で野球部に所属していました。高校の受験勉強はかなりやっていたんですよ。部活の後、塾で毎日夜9時半まで勉強して。でも、本番に弱くて、第一希望に落ちてしまったんです。それで別の高校に入ったんですが、ここでは特に目標もなく本当に3年間ボーッとして過ごしてました。とりあえずチャラチャラしたテニス部に入ったり(笑)。

ラーメンやアイスしか食べないなど偏った食生活で、ダラダラしすぎていたら急性大腸炎で瀕死状態になったくらいです。

ただ、そんな高校生活でも唯一好きでハマっていたのが物理。それで、大学は立教大学の物理学科に進学しました。華やかなイメージのある文系と違って、理系らしく夜中まで研究室でコンビニおにぎり食べながら研究する毎日でしたが、そこで得たことや考え方が今にも役立っていると思います。当時は仕事については特に何も考えてはいなかったですけどね。」

会社員から公務員?一度は決まった就職への違和感から気づいた、本当にやりたいこと。

「学生時代は仕事については特に何も考えていなかったんですけど、高校生の時のあの体調を崩した体験から、医療系がいいかなってそれくらいの感じで、一度民間企業に就職は決まりました。医療系の企業で、営業の仕事だったんですけど、「なんか違うな」となって。考えてみたら、会社の商品を売るっていうことより、もっと医療や福祉を広めることに興味があるんだってことに気づいて。そこで、もっと医療や福祉が広くできるように公務員になったんです。」

福祉関連の仕事から経済産業省での勤務を経て。

「世田谷区に就職後は子どもの健康診断に関する業務や障害や難病のある方の医療費に関することなど地域の健康づくりの仕事を行いました。
このまま福祉に関する仕事がしたいなと思っていたらその後、なぜか経済産業省に派遣されて勤務することになったんですけど…それで戻ってきて、現在の部署でお仕事しています。コロナが流行したときは事業者の方への融資支援などもがんばりました。」

「やっぱりやめて違うことをやる」もアリ!

「理系から公務員になる人ってあんまりいなくて、うちの学校学部からだとSEとかになる人が当時は多かったです。でも、そこで理系っぽい就職先だけにこだわることはしたくなくて。それで一度は決めた医療系企業への就職なんですけど、やっぱり違うかなって思ったら、そこでようやく自分は何がやりたいのかなってじっくり見直しができた感じです。

(10代の)みんなも、一度決まってもやっぱり違うかな?で動くこともアリだと思う。急にやっぱやめて違うのやろうかな、みたいな人もいるってことを覚えていてもらえたら。」

10代中高生へのメッセージ

「僕が後悔したことなので、みんなには後悔してほしくないなということで、

“自分の生活圏で日々ルーティーンのように過ごすだけでなく、
色んな人に会ったり、色んな場所に行って、新しいことにチャレンジしろ!!”

ということを伝えたい。例えば、今ってYouTubeみたいな動画をみて、やった気や知った気になってしまうこともあるかもしれないけど、実際に人に会ったり、新しい場所に出かけると言った体験をどんどん得て欲しいと思います。歩んできた人生が今につながると思います。」

最後に10代からの質問に答えていただきました。

質問①「好きなことも将来の夢もまだ特に見つけられていませんが、高校はどうやって選べばいいですか?」

宮城さん「早い段階からいろいろ見てその道に進むのがいいと思うけど、
好きなことがなければ潰しのきく学部がいいのでは?人生全然やり直しができますよ。」

質問②「仕事の他に趣味って必要ですか?」

宮城さん「(僕自身は)趣味はないですが、趣味からつながる仕事の広がりって絶対あるので、あるといいと思います。」


宮城正裕/ミヤギ マサヒロ

公務員
世田谷区経済産業部

平成24年世田谷区役所就職。地域の健康づくりに関する業務を経て、現在は経済産業部で産業連携交流推進課と商業課で副係長として働く





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