SETAGAYA × ASOMANABO =「ART WALL PROJECT」
世田谷区のコドモたちとアート作品を作り、ノーボーダーな社会を実現するためのプロジェクト。
アソマナボはコドモたちのアートプログラムを提供しました。
世田谷区区役所本庁舎の建替工事に伴い、仮囲壁が設置され、その壁で何かできないだろうか、という世田谷区さんからのお声があり、アソマナボが参加させていただくことになりました。
世田谷区さんの区民に対する様々な思いや取り組みを伺い、コドモたちのアートが現実を取り巻く課題を解決するきっかけになればという思い持ってアートプログラムやその後完成したアートを用いて社会に還元できる流れを提案し、採用していただきました。
アソマナボスクールでも講師として活躍する壁画アーティストのすまあみ さんをお迎えし、アートプログラムを作成いたしました。子供のクリエイティブやパブリックアートに深い造詣をお持ちの彼女。プロジェクトに関わる人々の思いや子どもたちの特性を捉え、材料収集から作品作りの工程までコンセプトに沿った素敵なアート作品が出来上がりました。
今回完成したのは壁一面のさまざなカタチのカラフルな鳥たち。実は、子どもたちには何を作るか事前には説明していません。アートって何だろう?という問いかけから始まり、目の前にある紙(ショッパーを再利用で用意したもの)に好きなように色をつけてみよう、みんなで作った色紙を好きなように切ってみよう。・・そこまで子どもたちに作業してもらってから、いよいよ何を完成させるかのお題が発表されます。
「切った紙を使って鳥を作ってみよう。他の材料で目や嘴、羽をつけても大丈夫!自由に作ったら壁に貼りに来てね!」すまあみさんの声がけで、どんどん自分らしい鳥を完成させる子どもたち。壁にはカラフルな鳥たちがどんどん集まって、素晴らしい作品が完成しました!
完成した作品はデータ化し、工事中の世田谷区区役所本庁舎壁囲を彩ります。
そして、そのアートがプロダクトとなり、多くの人の手に渡ります。プロダクト化には世田谷区の福祉作業所の方々にも手がけていただき、その収益を還元することもこのプロジェクトで実現したいこと。これからもこの取り組みが続いていくことを願って、当日のアート教室は子どもたちの「楽しかった!」のたくさんの笑顔で終えることができました。
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