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2022.03.27 ピープル 進路の神々〜神と職業を知りたい

進路の神々〜あの神が語る、じぶん史とお仕事 No.3 千田弘和

「進路の神々」のイベント会場にもなった、世田谷区三軒茶屋のコワーキングスペース「三茶WORK」の共同代表を担う千田弘和さんは、エンジニアの仕事を中心に起業家、経営者とたくさんの肩書きを持っています。

ウェブマガジンの運営、ブライダルサービスのウェブサービス、三軒茶屋や神楽坂など都内の人気エリアで複数の飲食店の経営も手がける、二足どころか何足の草鞋も履く千田さん、「人生ってどんどん楽しくなるんですよね。仕事もやればやるほど、チャレンジすればするほど楽しくなる」と笑います。

自身の「楽しい」を軸に仕事をされる千田さんの、なんでも楽しむマルチな才能はどう育まれたのでしょうか。(イベントプレゼン日:11月28日)

「遊んでるけど勉強もできる、がかっこいい!」学生時代

青森市に生まれ、中学校では陸上部と遊びの毎日だったという。

「田舎だから進学校への受験でも勉強をした記憶はない」と語る千田さん。

地元の進学校青森高校へ入学し、高校時代は「なりたいものはなかったけど、遊んでるけど勉強できるのがかっこいい!と思っていました。遊んでて勉強できない、じゃ普通でしょ?(笑)」

勉強にも遊びにも手をぬかず、なんと難関国立大学の東北大学工学部へ見事合格。

遊んでいても難関大学に入学できたのには、その勉強法にコツがあったといいます。

ムダなことを一切しない!高校時代の勉強法とは?

「大学受験にあまり必要ない社会は勉強しない。得意な数学だけとにかく必死にやってました。でも、一個レベルが上がると他の教科も自然とついてくるんですよね。明日のテストはどうでもいい!目指すは受験!!と、とにかく効率よくやるにはどうしたら良いかを考えていましたね。あとは、自分がどうやったら勉強を楽しめるかを考えてたかな。

例えばゲームって楽しいじゃん?ゲームも勉強もクリアする喜びは同じじゃない?と、どうやったら勉強がゲームみたいに楽しくなるかを考える(笑)」

大学へ進学した千田青年は、勉強はそこそこに青春を謳歌しながらも、飲食店でのアルバイトで働くことの楽しさを知ったといいます。

そして、そのアルバイト先で運命的な出会いを果たすのです。

起業するつもりが、エンジニアとして就職。なぜ?

アルバイトで芽生えた働くことへの興味から、学生時代から起業を目指していたという千田さんでしたが、お世話になっていた社長さんから貴重なアドバイスをもらいます。

「大学を卒業して働くチャンスは一度しかないから、一回就職して会社員を経験してみてたら?」と。

「それもそうだな、と思って。就職してやりたいことは特になかったけど、これからはIT系かな?と日立グループにエンジニアとして就職しました。2、3年会社員をやって独立しようかな、くらいの舐めた感じで就職したんですけど(笑)覚えることだらけで。10年間とにかくめちゃくちゃ一生懸命働きました」

会社員として働いて10年目、千田さんに価値観のひっくり返るある転機が訪れたのです。

「それが海外の子どもを支援するNPOでのボランティア活動でした。幸せに生きることってどうゆうことだろう、と価値観が変わりました。もっとやりがいのあることを仕事にしたいと独立したんです」

10年間の会社員生活を経て、万を辞しての起業。しかし…

「独立起業したものの、はじめから簡単にうまくいくはずもなくて。来月会社つぶれる!という恐怖と戦いながらの苦しい時期もありました。

どうにか頑張ってきて、2017年会社を立ち上げて会社を売るバイアウトに成功したのをきっかけに、段々と自分のやりたいことが出来るようになっていって現在に至ります」

10代からの質問「やりたいことが見つからない、どうしたらいいですか?」

「10代でやりたいことが見つかっている人ってそんなにいないと思う。早いうちに見つかった人はハッピーで、大半の人は人生のどこかのタイミングで見つけるんですよね。

20だったり30だったり、人それぞれなので10代のみんなはまずはそんなに焦らないで。

経験しないとこれが楽しい!とか分かんないじゃないでですか。

人生は歩いているうちに道が見つかるんですよね。とにかく分かんなかったら走れ走れ(笑)目の前のことをひたすらやったら良いんじゃないかな」

10代中高生へのメッセージ

「人生ってどんどん楽しくなるんですよね。仕事もやればやるほど、チャレンジすればするほど楽しくなる。だから、やりたいことがあったら早くやちゃえ!

知らない世界に飛び込む前って誰でもビビっちゃうけど、思い切ってやってみると絶対楽しいから」

やらなきゃいけないなら楽しんで!

高校生の頃から漫然と勉強をこなすだけでなく、楽しみながら自己流を模索していた千田さん。そんな前向きな考え方が、現在の働き方や生き方にも繋がっているんだなと感じました。

イベント当日は、その穏やかな雰囲気とはウラハラに熱いアドバイスを学生たちに送ってくれて、イベント終了後も話を聞きたい10代たちに囲まれていました。「遊んでるけど仕事もできる」かっこよさが10代の学生たちにも伝わっていたようです。

これまでの人生のどのシーンでも「遊ぶ、楽しむ」がベースになってる千田さんですが、

お話を伺うと「どうせやらなきゃいけないなら楽しんでやろう」と、10代に限らずどの世代にも響くメッセージが心に残りました。

千田弘和/チダヒロカズ

エンジニア社長を名乗り、世田谷区三軒茶屋のコワーキングスペース「三茶WORK」の共同代表、Webマガジンの運営、ブライダルサービスのウェブサービス、三軒茶屋の八百屋「三茶ファーム」など都内の人気エリアで複数の飲食店の経営も手がける


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